紫陽花色四ひら花弁ペタル【2020年6月新作】

梅雨の雨が続くなか、道端に可憐に咲く雨の滴にうたれる紫陽花に
目を奪われる経験は誰しもある事だと思います。
日本の四季折々の花弁ペタルに紫陽花色が加わりました。
紫陽花の移り行くグラデーションの美しさと儚い香りと口溶けをお楽しみください。
■深青色…コーンフラワー 甘茶風味
 深青色は、スーパーフードのスピルリナから抽出したものです。
 アルバニア産コーンフラワーは、和名では小さく可憐な青い矢車菊を指します
■紫色…ブルーベリー風味
 オーガニックブルーベリーのナチュラルな風味が優しく広がります。
■淡青色…ラベンダー風味
 初夏に咲くラベンダーの香りが風に乗って広がる南仏からの送りものです。
■淡水色…コーンフラワー風味
■乳白色…甘茶風味

 毎年4月8日に行われる釈迦の生誕を祝う仏教行事「灌仏会(かんぶつえ)」と関係があります。この行事は「花祭り」の名でも親しまれており、祭りの当日は春の花々で飾られた小さなお堂に、アマチャを煎じた「甘茶」を湛えた水盤がしつらえられ、その中に置かれた仏像に甘茶を注いで参拝するのが慣わしのようです。
 甘茶は、アジサイ科の落葉低木のアジサイの変種をいいます。ガクアジサイに良く似たものです。その若い葉を蒸して揉み、乾燥させたもの、およびそれを煎じて作ったものを指します。

 

 

ショウダイビオナチュール各店舗で6月15日より販売開始

公式オンラインショップにて6月1日より数量限定で先行販売開始!

http://www.imprestion.info/shop/products/detail.php?product_id=113

 

★紫陽花のいにしえの美しい歌をご紹介しておきます。移り行く季節の美しさをご紹介します。

■夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり 藤原俊成
紫陽花の四ひらの花に置いた露に、澄んだ月の光が映っているのを見ていたら…。
「花の露に宿った月の光」は当時はありふれた趣向であったのでしょうが、ただ、紫陽花を用いたのは珍しく、薄い藍色の花と月光の取り合わせは、夏の夜に玲瓏とした涼味を与えている。平安末期頃になると、にわかに紫陽花は好んでよまれるようになりました。

■あぢさゐの下葉にすだく蛍をば四ひらの数の添ふかとぞ見る 藤原定家

黄昏時に紫陽花の花は夕闇に隠れる。それと入れ替わるように、蛍が飛び交い始め、紫陽花の下葉に集まる。「下葉」という目の付け所が絶妙だと思うのだが、そこはあたりでいちばん暗いところである。そこに蛍が群れをつくり、光を発する。そのさまを、四ひらの花の数が増えたかのように見ているのです。
黄昏時をうまく詠まれ上の方の葉には花が群がり咲いていた。それが見えなくなったあと、今度は下葉にまぼろしの花が咲いた…。
月との取り合わせを、定家は明滅する蛍の光に置き換えて、紫陽花の花の夢幻性をいっそう引き出すことに成功したように思われます。しかし、定家の作も、紫陽花より蛍を主としてよんだ歌と言うべきでしょう。ここでもこの花は蛍引き立て役に甘んじていますが、これこそが紫陽花の脇役としての美しさでしょうか?

¥4,000(本体価格¥3,704)

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